サンライズ出雲91・92号はなぜ遅いのか

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Image CC-BY-SA ©Rsa
2014年12月と2015年1月に臨時特急サンライズ出雲91・92号が運転されますが、東京 - 出雲市間が15時間近くかかります。

サンライズ出雲91・92号

臨時サンライズ出雲は、12月29日と1月4日に下り91号が、12月28日と1月3日に上り92号が運転されます。
91号は東京発が22時40分で出雲市到着は翌13時25分、所要時間は14時間45分で表定速度は64.64km/hです。
92号は出雲市発が14時48分で東京到着は翌06時00分、所要時間は15時間12分で表定速度は62.74km/hです。
定期列車のサンライズ出雲は、
上りが東京発22時00分で出雲市到着は翌09時58分
下りが出雲市発18時55分で東京到着は翌07時08分
なのでサンライズ出雲91・92号は定期列車と比べて所要時間がかなり長くなっています。91号のように目的地へ午後到着するような寝台特急は利便性の面を考えると全く必要とされない列車ですが、どうしてこのようなダイヤとなったのでしょう。

考察してみる

理由は考え始めるといくつでもあります。そのうちいくつかを紹介しましょう。
・線路が空いていない
臨時列車ということで、東海道本線は貨物列車の合間を縫って走ることになると思われます。駅で貨物列車の退避を繰り返しているうちに日がの昇り、それ以降も定期列車の合間を縫って走る…東海道本線の貨物需要は最近高まってきているみたいですし、十分あり得る理由です
・わざと
最近は列車旅そのものを楽しむのが流行してきていて、ななつ星や四季島などのリゾート列車も登場してきています(現時点ではななつ星しか走っていませんが)。サンライズ出雲も流行に乗って乗車時間を延ばすために遅く走っているのかもしれません。東海道本線を遅く走っても暗闇で面白くないと思いますが、大阪以降で日中に走る区間が延びると思えば無駄ではないかもしれません。
この2つだけではあまり面白くないので、とっておきの考察を述べたいと思います。

サンライズゆめの復活

サンライズゆめといえば2009年頃まで東京 - 広島間で運行された臨時特急であり、サンライズの予備編成を利用して多客期に運転するという点ではサンライズ出雲91・92号と同じです。最近は運転されていなかったのですが、今回の臨時サンライズ出雲はサンライズゆめの復活という見方もできます。
2008年夏季運行のサンライズゆめのダイヤを見てみると
上り 東京発22時10分、大阪着05時17分、三ノ宮着05時41分、岡山着07時34分、広島着10時09分
下り 広島発19時05分、岡山発21時34分、三ノ宮発23時21分、大阪発23時43分、東京着06時27分
となっており、近畿地方への旅行にも便利なダイヤとなっています。定期列車の下りサンライズは浜松を発車すると姫路まで止まらないので、大阪等への旅行には使いづらい列車です。
今回のサンライズ出雲91・92号も下りの大阪着が06時01分、上りの大阪発が22時24分と東京 - 大阪間運行の寝台特急といった感じです。「出雲大社も人気が出ていて利用客の増加が見込まれるので、ダイヤは東京 大阪間で使いやすくして運行区間は出雲市までにしておこう。どっちかの需要見込みが外れても、もう一方でカバーできるだろう。」と担当者が考えていたのかもしれません。

寝台特急の増設

列車自体は既存のもので、単なる増発とはいえ東京発の寝台特急が新たに設定されることは今の時代では中々ないことです。上り下り共に2日ずつの運行とはなりますが、ぜひ人気列車となって寝台特急の今後を明るくしてくれればと思っています。(安くなってくれたら利用客も増えると思うけど、夜間運行の列車に値下げを求めるのは厳しいかなぁ。)

サンライズ出雲91・92号はなぜ遅いのか」への1件のフィードバック

  1. わし

    サンライズ・カープ号を新設することを提案します。全車ゴロ寝ノビノビ。貨物に連結しても構いません。前半分が女子、後ろ半分が男子の出雲・瀬戸のように連絡通路なし。観戦チケット付き往復3万円。週2本でもいいです。対広島3連戦に合わせて。はっきり言ってカープ女子運搬車両です。オシャレでなくていいです。ホテルも兼ね合わせ、大崎か田端の車両基地に停車させて観戦帰りの宿泊所に(往復利用者のみ)。広島では大洲のマツダスタジアム前に。もしかしたら、東京発にはビジターチーム専用車両も要るかも。

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